志古貴のすすめ。

年が明けて、もう直ぐ成人の日が来ますね。
個性的な着付けを考えるお嬢さま方に、是非とも志古貴や抱え帯を御一考頂きたいです。
志古貴は、写真で帯の下のピンクのリボン状のもの。椎名林檎さんが紅白の後半で着てらした白いお着物のとき、帯の下に結んでらしたのが抱え帯です。



花魁風にしたときの後ろ姿のアクセントにもなりますし、おはしょりの皺を誤魔化す(爆)のにも効果的です。
適度な長さでリボンを左脇にしておけば、座るときも邪魔になりません。

此の志古貴(抱え帯)、現在では七五三や結婚式でしか使われないようですが、由来からすると、そう畏まったものと限定しなくても良いんじゃないかと思うのです。
もう少しカジュアルに、お洒落着としての着物にも取り入れていけたらな……と、希望を込めて書いてみました。

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