其の美しい脚も手も汚さないように。

トムはデイジーの脚が汚れないように抱き上げたけれど、ギャツビーはデイジーの手も人生も汚さないように独りで死んだのか……と、想いを馳せつつ今週も池袋を後にします。



ギャツビーもデイジーもニックも映画よりも若い、稚い印象を受けました。
だからこそ、最後にデイジーと躍るギャツビーが1番納得の行く、彼らしい無垢な姿に観えます。
思えばせしるさんのみならず、実花ちゃんを観るのも退団後初だったんだ……スタイル良くて可愛らしく美しく、寂しげだったり不安げだったりする台詞の的確さ痛ましさが堪りません(涙)。此の女優さんには映画にあった「女の子は可愛いおバカさんで居るべきよ」って台詞も言ってほしかったな、とも想ってしまいます。

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