きらきらしている。

物語も、登場人物の熱意も、パンフレット(笑)も。
SFと言っても、“11人”の気持ちや遣り取りがメインで、笑い処と締め処とトキメきがバランス良く楽しめました。観に行けて良かった♪
私が最近よく泣けるのは花粉症故だと思ってましたが、今日は違います!事ある毎にガンガが格好良いからです(断)!



此のパンフレット、購入時に「光りますので、上演中は袋から出さないで下さい」と注意されるくらい(笑)キラキラです。演出家・倉田さんと萩尾先生と田中芳樹氏の対談が掲載されているのも嬉しい。
銀英伝も、込み入った人間関係や感情を大いに盛り込んだSFと言えると思いますし、語られる大きなテーマの中に「“敵”にも正義がある」、「他者をどう理解していくか(或いは、理解することが可能なのか?)」と言った極めて人道的なものがあるのも共通している。だけど、描き手、視点が変わるとこうも印象の異なる世界、物語が生み出されるんですね。
ドラマティックさやスリリングな展開に心踊るものの、去年の宙組版のラストシーンでは、諸行無常、盛者必衰……と言うような、希望より切なさが勝ったんです。トップコンビのお披露目作だと言うのに(苦笑)。
『11人いる!』は温かく幸福感に満ちた物語で、ラストの「未来へ!」が素直に、ごく単純に、希望に溢れているのを感じました。終演後の御挨拶で、荒木さんタダが続編に御出演されないことを散々残念がられていてもなお、幸福感は消えない(苦笑)。初観劇に此のお芝居を観れて幸せです。

帰り掛け、続編のチケット申込場所の前を通るとき、(舞台上ではよく解らなかったけど紫のメッシュが入ってるんだ〜…王さまの前髪)と見詰めていたら、曽世さんが「ありがとうございました」って会釈を下さいましたv←……勘違。←若しくは、よっぽど眼付きがヤバかったか(爆)。

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